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【案内人ブログ】No.67(2023年3月) 企画展の準備に参加しました!記:近藤弘子          

2023年4月1日から、三浦綾子記念文学館 本館2Fにて企画展「綾子と海」が始まります。私たち、三浦文学案内人は展示委員会として参加させていただきました。文学館カタログvol.7に素敵な海の景色と共に、私たち案内人の文章が載っています。見...
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【案内人ブログ】No.66 『三浦綾子生誕100年記念文学アルバム』を読んで 記:森敏雄

帯に曰く~ひかりと愛といのちの作家 「ひとはどのように生きたらいいのか」人間のあり方を問いかける、ひかりと愛といのちの作家三浦綾子の生誕100年を振り返る記念文学アルバム。~ 三浦綾子。1922(大正11)年4月25日、北海道旭川...
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【案内人ブログ】No.65 三浦綾子さんと大雪山について 記:森敏雄

順不同で恐縮だが、私の知る限り、三浦綾子さんは①北海道新聞社編『大雪山物語』に“大雪山と私”と題する原稿用紙2枚程度の小文を寄せている。②ぎょうせい(株)編『日本の名山1 大雪・日高と北海道の名山』に“大雪山に想う”と題する原稿用...
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【案内人ブログ】No.64 外国樹種見本林に思う 記:三浦隆一

三浦文学館は外国樹種見本林の中にあるが、私の好きな樹高20mにも達する「ハルニレ」の木があるところが、私のお気に入りの場所だ。 ヨーロッパのハルニレはエルムと呼ばれて樹高45mにもなり、画家ジョン・コスタブルの「ソールズベリー大聖堂...
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【案内人ブログ】No.63 ラジオ番組に出演しました!! 記:近藤弘子

こんにちは、近藤弘子です。 今回は、10月14日(金)ラジオカロスサッポロ「ここは一丁目一番地書店」に電話出演させて頂いた時の報告です!! このラジオ番組は本のことを楽しく語り合う番組で、リスナーさんに三浦綾子ファンがいらっし...
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【案内人ブログ】No.62 三浦綾子さんと向田邦子さんの接点についての断想 記:森敏雄

そもそもの始まりは8月21日、北海道新聞論説委員白井高秋氏のオピニオン・コラムであった。主題は「小さき者へのまなざし」。1981年8月22日台湾旅行中、航空機事故で亡くなった向田邦子さんの没後41年を追悼したものだ。『父の詫び状』の中の「...
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【案内人ブログ】No.61 『三浦綾子文学の本質と諸相』を読んで 記:森敏雄

三浦綾子生誕100年記念として出版された竹林一志著『三浦綾子文学の本質と諸相』を読んだ。読み応えのある内容であった。 まずは三浦綾子文学の特徴が列挙されていた。寸分もスキのない見事な分析である。① キリスト教信仰に基づく、伝道志向の...
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【案内人ブログ】No.60「敗戦」をめぐって 記:三浦隆一

私は今、BS朝日で全国放送された三浦綾子生誕100年記念番組「いのちの言葉つむいで」を観て、このブログを書いている。敗戦という言葉を表題に使ったのは、日本とイタリアの両国が共に敗戦国であるという単純な事実からそう書いたのであって、別に政治...
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【案内人ブログ】No.59 『三浦綾子論 その現代的意義』を読んで 記:森敏雄

三浦綾子生誕百年記念として、小田島本有著『三浦綾子論 その現代的意義』が出版された。6月3日発売開始、インターネットでは、 没後20年以上が経った現在でも、三浦綾子の文学はまったく色褪せていない。「罪と神によるゆるし」をテーマとした...
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【案内人ブログ】No.58 案内人でYouTubeを始めました! 記:山川弘子

こんにちは。案内人の山川弘子です。“三浦文学案内人のおしゃべりタイム”をYouTubeで配信しています。コロナ禍で、文学館も休館を余儀なくされ、お客様をお迎えすることが出来ないときがありました。それでも、文学館を応援してくださるファンの皆...
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【案内人ブログ】No.57「十勝岳」が「日本ジオパーク」に新規認定 記:森敏雄

美瑛・上富良野・新得にまたがる標高2077mの活火山「十勝岳」が本年1月28日「日本ジオパーク」に新規認定された。北海道では「三笠」、「とかち鹿追」、「洞爺湖有珠山」、「アポイ岳」、「白滝」に次ぐ6番目である。このうち、「三笠」及...
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【案内人ブログ】No.56 映画『われ弱ければ』を観て 記:三浦隆一

綾子さんがこの小説を書いたのは、作家デビューから20年以上が経ち、全集の企画が持ち上がってきた頃のことだった。それまで一連のクリスチャンを題材とした伝記小説を書いてきた綾子さんは、矢島楫子を書くにあたっては、これまで書いてきたような方法で...
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【案内人ブログ】No.55「プリズム―ひかりと愛といのちのかがやき」展を観て 記:森敏雄

三浦文学案内人の1期生・森敏雄です。案内人活動もいよいよ10年目を迎えました。初心を忘れず日々精進を重ねていく所存です。4月25日(月)、三浦綾子さんは生誕100年を迎えます。これを記念し、三浦綾子記念文学館では2階第4展示室及び...
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【案内人ブログ】No.54 『われ弱ければ 矢島楫子伝』映画化 記:近藤弘子

こんにちは。案内人の近藤弘子です。以前、『母』が映画化されたのを覚えていますか?国内で女性最年長の山田火砂子監督の映画です。その山田監督が、綾子さんの作品『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』を映画化してくださいました! 『わ...
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【案内人ブログ】No.53 前川正が与えた希望 記:三浦隆一

前川正は、綾子さんの2歳年上であり、小学校2年の時に家の近くに引越してきた幼なじみでもあり、旭川の名門である旭川中学(今の旭川東高校)に一番で入学した秀才だった。二人とも結核を病んでいたことがきっかけで再会することになった時、彼は北大医学...
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【案内人ブログ】No.52 『したきりすずめのクリスマス』 記:山谷京子

『したきりすずめのクリスマス』は、三浦綾子さんの『珍版 舌切雀』という戯曲をもとに、みなみななみさんが絵を描かれた絵本です。絵本とはいえど、日本語と英語で書かれており、世界中の人が読めますし、子供から大人まですべての人が楽しめる本で、英語...
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【案内人ブログ】No.51 秋岡康晴氏と三浦綾子文学・同文学館の接点について 記:森敏雄

令和3年度旭川市文化功労賞は秋岡康晴氏が受賞した。今回の受賞は、毎週1回読書会を26年間継続して来たことや旭川藤高(現・旭川藤星高)在職当時の作文教育指導、自主夜間中学遠友塾へのボランティア支援などが高く評価された。作文教育といえば、三浦...
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【案内人ブログ】No.50 八柳務さんのこと 記:村椿洋子

私は頼まれていた郵便物の管理のため、一日おきに旧八柳宅を訪れていた。その時、近所で飼われているという猫が八柳宅玄関前をうろついていた。居間の高い窓を見上げている。「アッ!この猫ちゃん、前に開けっ放しの玄関から家の中に入ってきた猫ちゃんだ!...
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【案内人ブログ】No.49「ヒグマとつきあう展」を視察して 記:森敏雄

8月17日(火)東川町せんとぴゅあⅡで開催中の標記企画展を観て来た。写真家・野生動物研究家の小田島護氏は、上川町層雲峡の大雪高原温泉に棲息する特定のヒグマにK子と名前をつけ、9年間観察し続けて写真集『野生のヒグマ』を発刊した。また、羽幌町...
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【案内人ブログ】No.47 手から手へ 文学館限定復刊シリーズ 記:近藤弘子

こんにちは!近藤弘子です。 綾子さんファンにとっての悩みの一つに、「読みたい本が本屋さんで売っていない」「図書館にもない」があると思います。電子書籍で読むことはできますが、私のように紙で読みたい派には切実な問題です。古本屋さんで見つ...
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【案内人ブログ】No.46 「天人峡温泉の歴史展」を視察して 記:森敏雄

新型コロナウイルス変異株が猛威をふるっていた6月初め、大雪山アーカイブスから表記イベントの案内チラシが届いた。会期は6月15日から2か月間。私たち三浦文学案内人にとって、「天人峡」「天人峡温泉」といえば即、小説『自我の構図』の舞台である。...
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【案内人ブログ】No.45 すばらしい出会い 記・近藤弘子

こんにちは、案内人の近藤弘子です。今年3月17日、初めて骨折をしました。それも三浦綾子さんの講座(道新文化センター駅前講座)を受講に行くとき、ビルの前の道路で!まだ雪があり段差で足をすべらせたのです。ボキッと変な音がしましたが転んではいな...
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【案内人ブログ】No.44 綾子さんと郷土誌「北の話」とのつながり 記・森敏雄

昭和38年「北海道を旅する手帖」が札幌の八重樫實・津田遙子氏ご夫妻の手で創刊された。この雑誌はA5サイズで、小さな大雑誌として道民あるいは北海道を旅する人々の間で広く親しまれた。のちに「北の話」と改題。綾子さんが同雑誌からエッセイを書いて...
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【案内人ブログ】No.43 『非国民文学論』を読む 記・三浦隆一

刺激的で魅力的なタイトルだ。このタイトルを目にして何かのためらいを感じる人がいるとすれば、そう感じた人の勘は正しい。本書は、文学館館長の田中綾が大学に職を得るきかっけとなった博士論文が大部分であるので、決して読み通すのは生易しくはない。正...
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【案内人ブログ】No.42 久しぶりの館内案内 記・三浦隆一

コロナ禍の中で年が明けて、文学館から「オンラインガイドをやってみないか」と電話があり、久しぶりに文学館に行った。案内人の仲間とも再会し、旧交を温めあった。文学館では、昨年2020年が終戦75年であることを記念して特別展を開催している。綾子...
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【案内人ブログ】No.41 記・近藤弘子

こんにちは!近藤弘子です。 今回は朗読劇団くるみの樹のメンバーとしての活動報告です。綾子の自伝小説『道ありき』の中で、「春光台!」と言えばピンとくる方も多いはず……そう、前川正が自分の足に石を打ち付けた場所です。 綾子さんが変...
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【案内人ブログ】No.40

アノ日、空ノ下デ君ハ何ヲ想フ 11月11日午前4:05 NHKラジオ深夜便~戦争・平和インタビュー・アンコールで、「戦争を知らない私から子どもたちへ」と題する児童文学作家令丈ヒロ子氏が出演したインタビュー番組があった。 令丈ヒ...
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【案内人ブログ】No.39

「氷点の道」を歩く シルバーウィーク第2日目の9月20日(日)、思わぬ晴天となり、友人と二人で「氷点の道」を歩いた。当初、9月21日(月)「敬老の日」を予定していたのだが、その日の天気予報は「曇り」なので、急きょ1日早めてこれを実行...
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【案内人ブログ】No.38

文学館案内の再開を願って こんにちは。三浦文学案内人の三浦です。文学館は6月6日から再開しましたが、全国的なコロナウイウルスの蔓延状況が終息する兆しがなく、私たち案内人の案内業務は再開できないでいます。とても残念ではありますが、やむ...
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【案内人ブログ】No.36(2020年3月)

初めまして、案内人新人の野表悦子(のおもてえつこ)です。 私の案内人としての経験は数えるほどしかありませんが、来館者の中にはクリスチャンとしての作家三浦綾子へ関心がある方や、三浦綾子の小説が好きでほとんどの本を読んでいるという方が多...
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